「働き方改革」
現代における免罪符ですね。
これを用いれば何を言っても通ります(笑)
特に日本人は働きすぎと言われますね。
これをマネジメント職の観点からまとめてみます。
まず働く理由の第一位は生活のため。
つまりはお金のためです。
ではお金を稼ぐと幸福なのでしょうか。
年収800万までは年収と人生と日々の幸福度が相関します。
だからお金を稼ぐと幸福になれる可能性があります。
それともう一つ幸福に大きな影響を与えるものがあります。
それは時間です。
自由な時間を買うことで幸福度が高まるそうです。
これを「時間密度」を高めると言います。
マネジメント職が自由な時間を作る。
そのためには仕事や権限をシェアする必要があります。
ここがポイントです!
権限の委譲は、最高の人材育成です。
丸投げではありません。
権限が委譲されているだけで、責任はマネジメント職のままです。
マネジメント職が自分の時間を作るために休む。
自分の仕事をするために他の仕事を頼む。
押し付けずに相手にとってもメリットがある形で。
そうすれば個人もゆとりができ、かつ教育にもなります。
マネジメント職に求められるスキルは、
ちょうど良い配分ができる段取り力です。
参考資料:
http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis182/e_dis182.pdf
https://www.pnas.org/content/107/38/16489
Whillans A:時間とお金の幸福論.Diamond Harvard Business Review. Sep. 2019