睡眠は人生の約3割を占めるといわれています。
そして睡眠の成果は残りの7割に強く影響を及ぼします。
では睡眠の質を高めるためにはどうしたら良いでしょうか。
睡眠とは身体の修復です。
もちろん脳の修復が主な目的です。
この修復に必要なホルモンが、成長ホルモンです。
成長ホルモンは、睡眠後3時間以内がピークとなります。
一方で、体を目覚めさせるホルモンもあります。
副腎皮質ホルモンです。
これは覚醒の3時間ほどまえから徐々に分泌されます。
つまり徐々に眠りが浅くなり、目が覚める準備をしているのです。
ということで、深い睡眠の3時間と、起きるための睡眠3時間を足すと、6時間となります。
深い睡眠に入るまでの時間を考えると、7時間の確保が必要ですね。
朝の活動を考慮して、7時間の睡眠が確保できる時間にベッドに入ることが、睡眠の質を高めることになるようです。
そのためにも、スマホやテレビなどのブルーライトを避け、カフェインやお酒、もちろんたばこといった深い睡眠を阻害する行動を避けて、寝る準備をしましょう。
睡眠の質を高める戦略は、
「7時間はまとまって睡眠をとる」
ということになります。
参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe/46/2/46_2_169/_pdf