脳卒中患者では、約60%が感覚障害を有すると言われています。
感覚障害に対して、感覚機能に対するトレーニングを行っている方は多くいらっしゃると思います。
2009年にオーストラリアのSchabrunらが行ったシステマティックレビューでは、受動的な感覚トレーニングが手の機能回復に有効と報告されています(こちら)
しかし、下肢機能に対しての感覚トレーニングの有効性については不明でした。
今回紹介する論文は、「脳卒中患者の下肢機能に感覚トレーニングは有効か?」という疑問に応えてくれる論文です(こちら)。