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【考え方・思考法】何を知っているかではなく、どう考えるか。

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考え方, セルフマネジメント, 利益 |2022.08.15|最終更新:2022.08.15|MHAが執筆しています

本記事の結論

✅ 知識も大切だが、考えることはさらに大切

✅ 考え方によってプラスにもマイナスにもなる

✅ 考え方をフレームワークと呼ぶ

考えることの意義とは

「どんな勉強をしたら良いかわからない」、「自分は知識が乏しい」。

そんな悩みを持たれていませんか?

今回は情報過多な現代において、考えることの大切さを解説いたします。

知識はどこかにある

何かわからないことがある場合、どうしますか?

私は調べます。ではどうやって調べますか?

詳しい人に聞く、辞書で調べる、そして現在はインターネットで調べる、という風に調べる手段も変わっています。インターネットを調べれば、情報の確度はあるものの、いくらでも情報が手に入ります。それが情報化社会です。

インターネットという革命によって私たちはいつでも情報にアクセスできます。すごい事ですね。つまり知識はインターネットという世界の中にあります。さて、この知識と皆さんはどう向き合っていますか?

大切なことは、考えること

知識を蓄えることは大切なことです。そこに異論はありません。

しかしそれだけで十分でしょうか?

私の答えは、ノーです。

知識はインターネットの中にあります。そのため必要となる知識は、調べ方、確かめ方、使い方、考え方、といった「方(かた)」です。これらの知識を押さえておき、あとはひたすら考える。

なぜかというと、今の私たちの目の前にある状況と全く同じ状況は、インターネット(過去の知識)の中にはないからです。そのため目の前の課題を解決するために、自分なりの答えを作る必要がある。そうです。正解は自分で作る他ないのです。

考え方を味方にする

ではどのような考え方が大切でしょうか。考え方のポイントは2つです。

まずは①向き合う姿勢。前向きか後ろ向きか、です。

次に②枠組み(フレームワーク)です。
例えばリハビリテーションに関するフレームワークは、評価→予後予測→ゴール設定→問題点の抽出→エビデンスに基づく治療法の選択→再評価という手順を繰り返すことですね。この手順に従うことで、かなりの課題が解決します。リハビリテーションの場面だけでなく、
自分の身の回りのことにも応用してみてください。

実例

目の前に課題があります。「患者さんの自宅復帰のために」、「勉強会の当番だ」、「他部署に協力を仰がなければいけない」、などなど。

 

①プラスの考え方とマイナスの考え方

まずわかりやすい例として、プラスとマイナスの考え方があります。「私はこの課題を達成できる」、「私には無理」、この二つの違いは明白ですね。無理と思っていて、課題が解決できることはほぼありません。なぜなら少し躓くだけで諦めてしまうからです。しかし、達成できると考えていれば、多少の困難があったとしても課題に向き合い続けます。そのため解決に至る可能性は高くなります。

 

②フレームワークを使った考え方

次にフレームワーク。まずは現状を評価して、ゴールを設定します。この順番は逆でも構いません。そしてゴールと現場のズレから問題点を抽出し、効果的と考えられる方法を試してみます。そしてその方法の結果を踏まえ、次の手立てを考えます。

 

考え方という名の船

情報社会に生きる私たちは、知識の波に飲まれがちです。その波を乗り切る手段として、考え方という船を提示しました。この船は、前向きな姿勢、ゴールの設定、現場の分析、問題点の抽出、再評価、で出来ています。皆さんの仕事や日頃の生活において、役に立つと信じています。

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本記事の執筆・監修・編集者

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✅記事監修(幸代表✅編集(てろろぐ

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参考文献

  1. ジャネット・ロウ:バフェットの投資原則―世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか.ダイヤモンド社.2008
  2. 池田晶子:知ることより考えること.新潮社 .2006