会員登録はこちら

まずは14日間無料体験
すべてのコンテンツが利用可能です

医療制度の流れを読むための戦略。公開資料に目を通そう

さて、年末です。

この時期は医療・介護における改訂のシーズンですね。

診療報酬制度(医療)は2年毎、介護報酬制度(介護)は3年毎。

そしてこの2つが交わる6年に1回のイベントは“同時改訂”と呼ばれています。

 

中央社会保険医療協議会(中医協)の資料も出ていますね。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html

参考資料には2000年の論文を載せていますが、こちらは未だに価値があります。

昨今世間をにぎわせている、病院再編・統合会議の議長を務められた先生です。

私はAgreeの立場をとっています。

 

厚生労働省も経済産業省も財務省も、あらゆる省は情報を公開しています。

これらの省が出す情報を用いて、「国は…」という文脈で使われます。

 

これらを1次情報とするなら、マスコミ(テレビや新聞など)から得られる情報は2次情報です。

2次情報は、2次情報を発信しようとする人の意図が存分に含まれています。

日本は借金大国だ!なんて言う人もいますが、財務省の対外負債に関する統計では貸し付けが300兆を超えており、借金をしているどころかお金持ち国ですね。

https://www.mof.go.jp/international_policy/reference/iip/data.htm

 

また国債の話として赤ちゃんは生まれた時点で100万円(?)の借金をしているとかいうロジックが用いられますね。

国債は国の借金ではなく政府の借金であり、しかも貸し手は銀行口座(つまり国民)ですので、私たちが借金をしているわけではありません。

 

話がズレましたが、2次情報だけでなく、公開情報にも目を通しましょう!

 

参考資料:

http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/sakuin/kikan/..%5C..%5Cdata%5Cpdf%5C14788709.pdf