2025年度循環器領域学会開催情報まとめ

循環器、心臓病、高血圧|2025.4.25|最終更新:2025.4.25|理学療法士が執筆・監修しています

この記事でわかること

循環器、血管外科、動脈硬化、心不全、高血圧、小児循環器など多岐にわたる分野の学会が開催される
各学会においては、最新のエビデンス、実践的な症例検討、及び先進技術の動向が共有されるため、現場で即戦力となる情報を得ることができる
これらの学会への参加は、医療チームの連携強化や包括的なリハビリ戦略の構築を促進し、患者への最適なケアの実現に大きく寄与することができる

3分で読めるよ

序文

2025年度は、循環器、血管外科、動脈硬化、心不全、高血圧、小児循環器など、リハビリテーション職にとって注目すべき分野の学会が開催されます。循環器系の学会では、最新の研究成果やエビデンスに基づくリハビリテーション手法、先進技術の動向が紹介され、患者さんの心肺機能回復やQOL（生活の質）向上に直結する実践的な知識が得られる貴重な機会です。これにより、医療チーム内の連携を強化し、循環器疾患に対する包括的なリハビリ戦略の構築が可能となります。

理学療法関連学会

第9回日本循環器理学療法学会学術大会
会期：2025年12月13日・14日
会場：ウインク愛知
見どころ：最新の循環器リハビリ実践に基づくエビデンス、臨床症例、先進技術の情報が一堂に集まる学術大会です。
公式ホームページ：https://www.k-gakkai.jp/jscvpt09/

他職種の学会

高血圧フォーラム2025
会期：2025.05.17（土）-18（日）
会場：広島国際会議場
見どころ：高血圧管理における運動療法、多職種連携、個別化プログラムの最新実践例が共有される会議です。
公式ホームページ：https://jpnsh.netmedical.jp/2025/?_fsi=YoSvL8Wa

第53回日本血管外科学会学術総会
会期：2025.05.21（水）-23（金）
会場：西日本総合展示場新館
見どころ：術後リハビリの革新や症例検討、新たな介入ツールの展示を通じて早期回復支援の最前線が学べます。
公式ホームページ：https://www.congre.co.jp/jsvs53/?_fsi=dsrAlKB1

第57回日本動脈硬化学会総会・学術集会
会期：2025.07.05（土）-6（日）
会場：つくば国際会議場
見どころ：動脈硬化予防における運動療法と生活習慣改善、最新研究の成果が融合したプログラムが展開されます。
公式ホームページ：https://www.jas57.com/?_fsi=eH5x3F8o

第61回日本小児循環器学会総会・学術集会
会期：2025.07.10（木）-12（土）
会場：三重県総合文化センター
見どころ：小児循環器リハビリの先端介入、家族支援、そして多職種連携の成功事例が学べる機会です。
公式ホームページ：https://www.c-linkage.co.jp/jspccs61/?_fsi=AJccmW22

第73回日本心臓病学会学術集会
会期： 2025.09.19（金）-21（日）
会場：高知市文化プラザ　かるぽーと
見どころ：心臓病患者の個別化リハビリ計画と最新臨床応用の研究成果が一体となったセッションが魅力です。
公式ホームページ：https://www.jcc-conference.org/73jcc/index.html

第29回日本心不全学会学術集会
会期：2025年10月10日（金）～12日（日）
会場：米子コンベンションセンター Big Ship / 米子市文化ホール
見どころ：心不全患者の生活の質向上を目指すリハビリ戦略と最新介入技術が包括的に紹介されます。
公式ホームページ：https://jhfs2025.jp/

第47回日本高血圧学会総会
会期： 2025.10.17（金）-19（日）
会場： KABUTO ONE、東京証券会館
見どころ：高血圧治療における運動介入の科学的根拠、実践的生活習慣改善の事例、そして最新研究動向が議論されます。
公式ホームページ：https://pw-co.jp/47jsh2025/?_fsi=6GOr8Gzh

おわりに

今回ご紹介した2025年度の各学会は、リハビリテーション現場に直結する最新の研究成果や実践的知見が豊富に集まる貴重な機会です。血管外科、心不全、高血圧など多岐にわたる分野の情報を通じ、各専門職が連携しながら治療の質を向上させるヒントが満載です。各学会への参加が、皆様の日々の臨床や自己研鑽、そして患者さんへの最適なケアの実現に大きく寄与することを心より願っています。