摂食嚥下障害の独立した因子の中にサルコペニアが報告されており、高齢社会ではその対応が重要となります。「サルコペニアの嚥下障害」は、全身と嚥下筋のサルコペニアによって生じる嚥下障害と定義され、全身のサルコペニアを有することが診断の必要条件となっています。サルコペニアの嚥下障害の治療は、原疾患の治療に加え、栄養を確保したうえでの嚥下に関わる運動を行うことが重要です。また高齢者の嚥下障害には、多くの疾患や薬剤、栄養障害や廃用症候群が複雑に絡み合っており、病態の理解に難渋するケースもあります。
そこで今回、大和大学 保健医療学部総合リハビリテーション学科言語聴覚学専攻の教授である鈴木瑞恵先生に「摂食嚥下障害とサルコペニア」というテーマでご講演いただきます。
開催概要
- 日時:2024年9月26日(木)20:00~21:00(講義20:00-20:50、質疑応答20:50-21:00)
- 開催方法:Zoomウェビナー
- 参加費:リハオンデマンド会員│無料(別途会員費必要)
- アーカイブ配信期間:会員様│無期限 開催2日後の20:00までに配信いたします。