嚥下障害の評価には、嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)が一般的に用いられています。これらの検査は、体外からは見えない運動を可視化できるため、誤嚥や咽頭残留といった重要な所見や、それに至る病態生理を評価するうえで大きな利点があります。しかし、現状ではVFやVEが実施できる施設は限られています。近年、従来の嚥下機能評価法に加えて、超音波エコーを用いて嚥下運動や食道通過を可視化する技術が注目されています。これにより、効率的な嚥下運動トレーニングや適切な姿勢代償法の選択が、介護や在宅領域においても有効な支援を提供できる可能性があります。そこで今回は、関西福祉科学大学 リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻の松尾 貴央先生に「セラピストのための嚥下のエコー」と題しご講演頂きます。
開催概要
- 日時:2024年12月26日(木)20:00~20:40(講義20:00-20:25、質疑応答20:25-20:40)
- 開催方法:Zoomウェビナー
- 参加費:リハオンデマンド会員│無料(別途会員費必要)
- アーカイブ配信期間:会員様│無期限 開催2日後の20:00までに配信いたします。