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戦略を実行するための戦略。コミュニケーションという原点。

戦略とは、ミッション(想い)を成果にするための思考と計画です。

思考は創造性と直感に基づきます。

計画は分析に基づきます。

 

ただここで見落とされていることは、

戦略で終わっては何の意味もないということです。

成果=戦略(思考と計画)+実行です。

実行が伴って初めて成果となります。

 

この実行がなかなか行われていない。

「上司が頭を使って考えて、実行できていないのは現場が悪い。」

このような乱暴な意見も少なくありませんね。

 

そんなことを言っていませんか?

そんな考えが頭をよぎっていませんか?

「なぜ現場が動いていないのか?」

についてもっと向き合う必要があります。

 

ここでのポイントはコミュニケーションです。

コミュニケーションとは、意味や価値観を共有する手段です。

メールでも会議でも会話でもなんでもいい。

とにかく、ある物事の意味やお互いの価値観を共有することです。

 

実行に不可欠なことはコミュニケーション。

これがどんな戦略なのか。なぜこの戦略なのか。

こういったことを何度も何度も話す。

「またその話かよ」

そう思われたなら成功です。

なぜなら相手の頭の中に戦略が入っているから。

 

あなたの頭の中をもっと話し、伝えてください。

 

そうすれば、戦略が形になっていきます。

 

 

参考資料:

清水勝彦:戦略と実行.日経BP.2011

H・ミンツバーグ:MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方.日経BP.2006