前回お伝えしましたネットワーク効果。
すなわち複利。
複利は人類最大の発明であり、世界の8番目の不思議であると、
アインシュタインが言ったとか、言わなかったとか。
ちなみにこの言葉も今では世界中に広まっていますので、
ネットワーク効果の影響を受けていることがわかりますね。
ではこのネットワーク効果つまりは
ディッピングポイントをどうすれば生むことができるのでしょうか。
そこには3つのポイントがあるそうです。
(こちら)
・80対20の法則(少数者の法則、パレートの法則)
これは20%の人達が全体の80%の仕事をしているというものです。
さらにこの20%には大切な3つの役割の人達がいます。
まずはコネクターという媒介者。つまり顔が広い口コミ屋さん。
次にメイヴンという世話焼き屋さん。仲間うちの影響者ですね。
そしてセールスマン。感情を伝染される翻訳者です。
・粘り
相手が唸るような記憶に残るメッセージを繰り返し発信し続けること。
そしてこのメッセージは一点突破の洞察力(単純な真実)から生まれます。
「いつやるの?今でしょ!」みたいなメッセージ。
・150の法則(ダンバー数)
人の性格は時と場合と背景次第で変わります。
自分で物事を決めているようでも、時と場合と背景に影響を受けています。
そのためアドラーは性格のことを“life style”と表現しています。
つまりどのような時と場合と背景を設定するのかが重要となります。
そこで意識したい人の数は150。
この数字は我々ヒト科に適した集団の人数(交換記憶の最大化)であり、
150人以下で物事を動かすと良い成果が期待できるそうです。(こちら)
以上がティッピイングポイントを生むメカニズムとなります。
ぜひ、実践してみてくださいね。