ジェームズ・パーキンソンが報告した進行性神経変性疾患ではなく、
歴史学者・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則です。
簡単に言うと、「時間があればあるほど仕事は増える」と言うものです。
お金もあればあるほど出ていく…
コンピューター業界でいうムーアの法則に近いものですね。
使える時間(リソース)があれば、すべて使ってしまう傾向にあると言うことです。
心当たりはありませんか?
「これやっておいて!」と言う指示では、この法則に負けてしまいます。
「これを”いつまでに、これだけのリソース以内で”、やっておいて!」とすれば、
この法則を利用することができます。
時間やお金といった資源を具体的に示すことです。
このような工夫をし、使用するリソースを最小にして、
余剰分を投資に回すことができる仕組みに繋げたいですね。
これはセルフマネジメントでも同じです。
自分が使える資源(お金、時間、体力、人脈、技術、情報)を意識して、
具体的な制限を設ける。
これで物事が進んでいきます。
参考資料:
C.N.パーキンソン:パーキンソンの法則.至誠堂.1996