モチベーションを高めること。
これはマネジメント職の重要な役割の一つです。
しかしその方法は様々で、日々苦労されていると思います。
自分自身のモチベーションも、、、
モチベーションを高めることを動機付けと言います。
動機付けには2種類あります。
内発的と外発的です。
内発的とは自分の中から湧き上がる目には見えない価値。
貢献感や達成感、自己決定感などです。
外発的とは外から与えられるもの。
お金、称賛、名誉、社会的地位などです。
外発的な動機は持続性に乏しく、
内発的な動機は持続しやすい。
だから外発的な動機付けは悪手であり、
内発的な動機付けを行うべき!!
という議論をよく耳にしますね。
スタッフのやりたいことと、組織の方向性を一致させる!
仲間意識を醸成し、貢献感を高めていく!
これらをもちろん否定はしません。
その上で一歩進みましょう!
外発的な動機付けは本当に悪手なのでしょうか?
年収800万円までは、日々の満足度と人生の幸福度・満足度の
どちらも年収と相関するという報告があります。
必ずしも悪手ではありません。
むしろ金銭的な報酬を無視して、貢献感だ!達成感だ!という方が
モチベーションを下げると思います。
外的な報酬を無視できるほど心底好きな仕事をしている人は
限りなく少ないものです。
だからこそ、金銭的な報酬(給与、賞与、休みの取りやすさ、研修助成など)を
獲得することは、マネジメント職として優先すべき仕事
だと思います!
参考文献:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hbfr/34/2/34_165/_pdf
https://www.pnas.org/content/107/38/16489.shortHigh income