「全体とは、部分の総和以上の何かである」
いきなり深いですね。
ソクラテスの言葉です。
この言葉は相乗効果の可能性を示唆しています。
合わさると、より大きな何かになるということです。
この力を組織運営やチーム作りに活かさない手はありません!
自分と発想が近い人とばかり付き合ったり、
自分のコピーを作ろうとされていませんか?
ではこの相乗効果はどうすれば生まれるのでしょうか。
その条件を紹介します。
1.同じ目的を持つ。
まずはここが大切。
解決したい課題や同じ志を持っている、
つまり同じ方向を向いているということが大切です。
2.異なる経験や考え方を持っている。
同じ頭からは同じ発想しか出てきません。
多様性が大切になります。
3.相手の視点で物事を見ることができる。
自分の意見を通すだけでは、意味がありません。
そもそも自分だけでは解決できないから、
相乗効果を狙っているわけです。
互いの意見を前向きにつき合わせていきましょう。
これらの条件がすべて揃わなければ、
相乗効果を発揮することができません。
予想以上の力が生まれますので、ぜひ実践してみてください!
幸せ倍増、悲しみ半分というやつです。
参考資料:
ジェイソン・フリード:小さなチーム、大きな仕事.早川書房
スティーブン・R・コービィー:7つの習慣.キングベアー出版