意思決定者が二人いて振り回される。
どっちの意見を聞いたらいいのかわからない。
なんてご経験はありませんか?
意思決定は基本的にトップ(責任者)が下すものです。
つまり、その決定に関わる権限を持ち、責任を取れる人が下すものです。
この決定は、個人的な意見ではなく組織としての決定です。
この「組織としての決定」ということを誤りやすい。
組織としての決定ですので、それを覆すのなら、組織としての手順が必要になります。
再度会議を開いて合意を得ても良いですし、トップを説得して変更しても良い。
組織は目標に向かって動きますので、それが二つあると、組織も二つに割れます。
そのため決定が一つである朝令暮改は全く問題ありません。
「エッセンシャル思考」が以前話題になりましたね。
組織が2つに分かれると力が1/2に、、、にはなりません。
組織の力は量的な足し算だけでなく、質的な掛け算でもあります。
そのため組織が2つに分かれた場合は、残念ながら1/2以下になります。
下手すると1/5くらいになります。
ビジネスにおける鉄則は、選択と集中です。
頭が2つあるよりも、朝令暮改の方が数倍マシです。