自分の性格を知ることは、自分に合った方向に、自分に合った方法で物事を進めていくため重要です。
また相手の性格を知ることも、相手との距離を測ったり、共同したり、あるいは企画書を通したりする上で必要なスキルとなります。
経験的にできる人もいれば、難しい人もいます。
そこで、心理学的に性格を判断する材料として、Big 5(ビッグファイブ)と呼ばれる要素があります。
・神経症性
ネガティブな感情、不安、うつ、怒りなど。
・外向性
前向きで高い感情により社会的な活動。
・開放性
新しい感覚やアイデアへの知的活動や経験。
・協調性
友好的で思いやりといった向社会的な行動。
・誠実性
積極性や責任といった自己規律。
これらを正確に把握しようとすると、テストが必要になります。
テストをしなくても、この5つの要素を意識しながら自分と相手を見てみると、おおよその性格を把握することができ、良好な関係を築くことができると思います。
どれかひとつを当てはめるのではなく、それぞれの強さ・弱さで総合的に判断してください。
自分を知り、相手を知るための戦略は、
「神経症性、外向性、開放性、協調性、誠実性から総合的に判断する」
ということになります。
参考:
https://www.pdfdrive.com/tomas-chamorro-premuzic-personality-and-individual-differences-e29682406.html