文章を書いたり、プレゼンをしたり。
患者さんと接する時もそうですね。
良い文章の書き方や、プレゼンの方法、
接遇などのHow toものは古くからあります。
確かに表現の方法としてそれらを知っておくことは大切です。
しかし本当に大切なことは、無意識です。
つまり日頃行われている習慣的な思考や行動です。
どんなに前頭葉を使っても、集中力は20分ももちません。
パターン化された行動が出てきます。
「この人は良いことを言っているけど、なんか引っかかる。」
という感覚を感じたことがあるかと思います。
普段からの心の準備が必要です。
山田ズーニー氏はそれを“根本思想”と呼んでいます。
田坂広志氏は“解釈力”とも呼んでいます。
いわゆる日頃の行いですね。
前向きに考え、丁寧な言葉を使い、姿勢を正す。
他人を攻撃せず、卑屈にもならない。
これを書きながら、私も自分に言い聞かせています。
ぜひ皆さんも一緒に修行しましょう!
参考資料:
田坂広志:運気を磨く.光文社新書.2019
ロバートBチャルディーニ:影響力の武器 第3版.誠信書房.2014
山田ズーニー:伝わる・揺さぶる 文章を書く.PHP新書.2001
https://science.sciencemag.org/content/sci/366/6464/447.full.pdf