「物事を多面的にみる」
これは何かの判断をする時や、アイデアを出す時に
とても大切なことです。
しかし、「私は頭が固い」と思われている人もいるかと思います。
物事を多面的にみることを助けるヒントがあります。
それは、“タテヨコ思考”です。
タテとは時間軸です。
過去・現在・未来という時間を流れです。
ヨコは空間です。
自分・近隣・地域・社会・国内・世界・宇宙といった具合です。
またこのヨコについては、
素粒子 → 原子 → 分子 → オルガネラ → 細胞 → 組織
→ 器官/器官系 → 神経系→ 人 → 二人 → 家族
→ 地域 → 文化 → 社会 →生物界へと広げることもできます。
ちなみにこのような考えるための道具を、
フレームワーク(思考の枠組み)と言います。
タテという時間軸と、ヨコという空間を
組み合わせて考えてみる。
過去の自分、未来の家族、現在の社会といった具合で、
視点を変えていきます。
過去の日本、現在の宇宙、未来のカンボジアみたいな感じです(笑)
物事を多面的にみるということに思いつきはいりません。
タテとヨコ。
この組み合わせで視点をいくらで作ることができます。
参考文献
山田ズーニー:伝わる・揺さぶる!文章を書く(PHP新書)
https://ajp.psychiatryonline.org/doi/abs/10.1176/ajp.137.5.535