日本の高齢化率は27.7%で世界最高です。
まだまだ増え続けます。
2025年とは、第一次ベビーブームであった1947〜1949年頃にお生まれになった方々が
75歳以上になるという年です。
何が問題かというと、75歳以上になると病院にかかる(外来・入院)頻度が増え、
医療費・介護費が増えることです。
現在の医療費は42兆円、介護給付費は10兆円。
これに年金の55兆円とその他の福祉関連の15兆円が加わり、
社会保障費が120兆円となり、550兆円の国内総生産(GDP)を逼迫していきます。
社会保障費の伸び率は、GDPの伸び率を上回っていますので、
出すお金がないという状況になりつつあります。