前回は2025年問題についてまとめました。
2025年問題の次は2040年問題です。
2025年に75歳以上となった団塊の世代の方々。
そんな団塊の世帯の方々が2040年には90歳になります。
医療の次は介護です。
介護される方々が増える。
しかし少子化のために、その方々を支える人が明らかに少ない。
これが2040年問題です。
だから、介護がいらない体を作りましょう!
これが健康寿命の延伸です。
そして、介護がいらない方々は、介護が必要な方々を介護しましょう。
これが定年延長や就労です。
さらに足りないところは外国人を、という論理です。
高齢化とはなんでしょうか?
高齢化率が高まるとはどういうことでしょうか?
高齢化率の計算は、全人口が分母、65歳以上人口が分子です。
つまり分子が増えても、それと同じくらい分母が増えれば、高齢化率は変わりません。
そうです。
高齢化の正体は、少子化なのです!
欧州や米国は子供の数をコントロールしてきた。
なぜなら文化が徐々に成熟していったからです。
米国の文化は、基本的に英国からの移民によっては始まります。
そのため欧州と同様に急激な文化的な成熟はなかった。
一方、戦後の日本、そして韓国、中国その他の途上国は、急激に発展をしています。
その先駆けが日本なのです。
欧州や米国も含めて世界的に高齢化をしていますが、速度がゆっくりなのです。
日本の高齢化の問題は、高齢化率の高さとその速度です。
だから政策が追い付かないのですね。