Crisisとは災害などの非常事態です。
Riskとは異なり、重大な状況を指します。
経営において危機管理は重要ですが、それはどちらかというと
競争原理に基づいているように思います。
優秀な人材の急な退職、取引先の倒産、ライバルの出現、時代の変化などなど。
これらも大切ですが、それはあくまでもRisk managementです。
日本ならではの危機管理。
それは何でしょうか。
答えは災害です。
決して他人事ではありません。
日本の国土の面積は、全世界のたった0.28%しかありません。
しかし全世界で起こったマグニチュード6.0以上の地震回数の
20.5%が日本で起こっています。
また活火山も全世界の7.0%が日本にあります。
全世界にて災害で死亡する人のうち0.3%が日本。
全世界の災害で受けた被害金額の11.9%が日本。
いかがでしょうか。
決して他人事ではありませんね。
地震や噴火、豪雨さらには戦争。
それらに対する準備はできていますか?
家族の生活は?
社員に給与を支払えるのか。
関係先への支払いはできるのか。
インフラが停止した場合に営業をどうするのか。
施設が壊れた場合に改修する資金はあるか。
何ヶ月までなら売り上げの低下に耐えることができるのか。
これらを想定し、準備しましょう。
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h22/bousai2010/html/zu/zu001.htm