元気で雰囲気の良い職場ってどんなところ?
「職場に活気がない」、「職場を明るくしたい」。このような悩みを持たれていませんでしょうか?今回は、元気な職場に共通する特徴を2回に分けて解説します。
失敗から学ぶ
まずは失敗から学ぶ姿勢です。そもそも人は失敗からしか学べません。
成功はモチベーションを上げてくれるだけで、何らかの学びをもたらさない場合が多いです。だから失敗を歓迎しましょう。かのドラッカーも、失敗はイノベーションのきっかけになると言っています。
読者が上司や先輩の場合、失敗は新しい方法を作るチャンスと思って受け入れましょう。読者が後輩や若手の場合、精神論で解決策を探らずに、具体的な行動・方法で改善策を探しましょう。大丈夫です。
やるべきことが明確
次にやるべきことを明確にします。そもそも職場には多くの人がいます。つまり組織です。組織とは、ある目的を達成するために集められた集団です。
では目的のない集団とは何でしょうか?
そうです。烏合の衆です。バラバラだということですね。そのため、やるべきことを明確にします。やるべきこととは、私たちは何によって貢献するのか?という問いへの答えです。
18単位をこなす、安全なサービスを提供する治療の効果を高める、法令を守る、スタッフを育てる、スタッフ間で助け合う。様々でありますが、皆さんの職場のやるべきことをまず一つ決めましょう。
違いや変化を受け入れる
近年、多様性(ダイバーシティ)という言葉をよく耳にします。多様性とは色々な人やモノや考え方がある、ということです。実はこの言葉には大切なことが隠れています。
それは、包摂(インクルージョン)です。わかりやすくいうと、違いを受け入れることです。つまり多様性とは、ダイバーシティ&インクルージョンというセットなのですね。職場にも様々な違いがあります。この違いを活かすためには、上述のやるべきこと(目的)が大切です。
職場における多様性とは、方法論の多様さです。目的が一致していなければ、それはもはや組織ではありませんね。方法論や解決策のアプローチの多様さを受け入れて、様々な角度から問題解決ができる職場を作ります。
当たり前のことができている職場は意外に少ない
まずは第一弾として、失敗から学ぶ、やるべきことが明確、違いや変化を受け入れる、を紹介しました。
いかがでしょうか?言われてみれば当たり前に聞こえますが、できている職場は極めて少ないと思います。まずはこの3つを実践してみてください!
参考文献
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