著者について
ピーター・ドラッカー(1909 – 2005年)
経営学者。「現代経営学」あるいは「マネジメント」の発明者であり、マネジメントの父と言われている。2009年に発売された「もしドラ」こと、岩崎夏海の小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」により、日本において広く認知された。数多くの著書を執筆しており、代表作として「マネジメント」「経営者の条件」「プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか」などがある。現代も多くの企業人や経営学者らに多大な影響を与えている。
この章で学べること
この章では時間の使い方について記載されています。なぜ効率よく時間が使えないのかの要因から、どうしたらうまく時間を使えるようになるのかまでが書いてあります。タイムマネジメントが苦手な方、仕事が終わらず残業が多い方は必見です。
成果を上げるものは「計画」からスタートしない。「時間」からスタートする
私たちは普段何かをする前に計画を立ててから始めると思います。仕事ではこの方のリハビリはまずこれをやって、次にこれをやるといった形で計画を立ててからスタートし、プライベートで旅行に行く際もここにいきたい、あそこで遊びたいといった形で始めます。
そのやり方では非効率的であるとこの章では話しています。
計画から考えるではなく、時間から考える。成果を上げる時間管理は以下の3つが大切と言われています。
① 記録すること
② 整理すること
③ まとめること
時間は希少な資源である
本書でも時間は何にも変えられない資源と記載されています。お金であれば資金調達などで増やすことができます。人であれば、多くを採用し、増やすことができます。ところが時間は借りたり、雇ったり、買ったりして増やすことができません。時間は他のもので代替できない重要な資源ということは前提条件として知っておきましょう。
開催概要
開催日時
2023年3月8日(水)20:00~21:00