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戦略について理解する戦略。資源配分の選択

改めまして、戦略について考えたいと思います。

1分でわかる梅木の戦略会議室では、

「戦略とは目的(ミッション)を成果に結びつける思考と計画」

と定義しています。

 

戦略を考える前に、まず前提があります。

  1. 達成したい目的(ミッション)があること
  2. 資源が有限であること
  3. 勝利のラインがあること

これがとても大切です。

 

何を達成したいのか、使える資源はどれだけあるのか。

勝利のラインはどこにあるのか。

勝利のラインを越えるために、

限りある資源をどこに使い、どこに使わないのか。

 

それが戦略です。

言い換えるなら、選択集中です。

資源配分です。

 

良い戦略家は、達成したい目的を明確に持ち、

使える資源を増やし最適に配分します

 

さらに美しい戦略は、相手との差を利用します。

 

使える資源が圧倒的ならば配分は適当で構いません。

しかしそんな状況はありません。

だから相手との違いを利用して、勝利のラインを越える場所に

集中的に資源を投入します。

 

お金は少ないけど人的なつながりが多い。

時間はないけどお金はある。

認知度は少ないけど時間はある。

といった具合です。

 

「戦略とは目的(ミッション)を成果に結びつける思考と計画」

 

参考文献:

森岡毅:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門.角川書店.2016

森岡毅:USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?.角川書店.2016

森岡毅:確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力.角川書店.2016

許・成準:超訳孫子の兵法.彩図社.2017