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神も悪魔も細部に宿る。

「神は細部に宿る。」

出典は諸説ありますが、ドイツの建築家ミース・ファンデルローエが一般的です。

「大きな目的を達成するためには、細部にこだわることが重要である。」ということを意味しています。

細部にまで目を向け、力を注いで始めて、大きな目的が達成されます。
この時、細部には神が宿っています。

一方で、細部は小さなことだからといって目を向けなかった結果、その綻びがやがて大きくなり、破綻してしまった。
この時、細部には悪魔が宿っています。

つまり細部には、神も悪魔も宿るのです。

小さなことから破綻が始まる。だから小さなことを大切にする。
しかし細部に拘り過ぎて事が動かなくなっては意味がありませんので、物事を動かす期限を設けることが大切になります。

時間的・心理的・金銭的な限界(閾値)を設けます。
そうすることで、必要以上の投資を防ぐことができます。
埋没コスト(サンクコスト)ですね。

完璧主義になってください。
完璧主義とは、すべてを完璧にこなす人ではありません。
そんな人は病気になって、前線にはいません。
完璧主義とは、どこに力を入れて、どこを捨てるのかがわかっている人です。

力を入れるべき全体と、力を入れるべき細部を見極めることで初めて、目的が達成されるのです。