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【2023年度】開催日・場所も掲載!脳・神経系リハビリ関連学会17選

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脳血管障害神経疾患高次脳機能障害|2023.3.24|最終更新:2023.3.24|理学療法士が執筆・監修しています

脳・神経系の学会まとめ

脳卒中をはじめとした神経系領域は、運動器と並んで最も療法士が関わることが多い領域ではないかと思います。今回は、以前の2023年度の運動器系学会まとめに続き、神経系の学会についてまとめました。

本記事でわかること

✅ 神経系は解析技術が日進月歩

✅ 神経系のリハには基礎の知識が重要

✅ 医師の学会はコメディカルはお得な場合あり

日本理学療法学会連合の学会

日本神経理学療法学会:2023年9月9−10日(横浜)

https://gakkai.co.jp/jsnpt21/

神経系の理学療法について網羅的に学べる学会です。脳卒中だけでなく、パーキンソン病や脊髄小脳変性症など、中枢神経疾患全般についてディスカッションできます。

日本基礎理学療法学会:2023年12月2−3日(広島)

https://28kiso-jspt.com/

基礎理学療法学会については運動器学会まとめでもご紹介しました。中枢神経疾患の病態を理解するには、脳のネットワークや神経系の機能解剖などについて学ぶことが大切です。基礎理学療法学会では、様々な実験を通じて、中枢神経疾患の病態解明や治療法についての研究を学ぶことができます

日本支援工学理学療法学会:2023年12月16−17日(オンライン)

https://www.58thjspt-y-12thjsatpt.org/

脳卒中患者さんのリハビリテーションに携わっている療法士であれば、装具の知識は必須だと思います。装具の種類を知るだけでなく、それをリハビリテーションにどのように活用していくかを学ぶことができる学会です。

リハビリテーション関連学会

日本ニューロリハビリテーション学会:2023年4月8−9日:(北九州)

https://www.c-linkage.co.jp/neurorehab2023/

ニューロリハビリテーションとは、神経科学(ニューロサイエンス)に基づいたリハビリテーションを行うことを指します。神経科学は中枢神経疾患患者さんのリハビリテーションにとって基盤となる知識ですので、学びが多い学会と思います。

日本リハビリテーション医学会:2023年6月29-7月2日(福岡)

https://www.congre.co.jp/60jarm2023/index.html

運動器学会まとめでもご紹介しましたが、リハ医学会はリハビリテーション医療全般について学べる学会です。医師だけでなく多職種が参加されますので、交流を深めるのにも良いかもしれません。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会:2023年9月2−3日(横浜)

https://www.mediproduce.com/jsdr29/index.html

脳卒中やパーキンソン病など中枢神経疾患で問題の1つとなるのが、摂食嚥下障害かと思います。STさんだけでなく、PT OTの方も参加することで学びが多いと思います。

日本高次脳機能障害学会:2023年10月28−29日(仙台)

https://www.congre.co.jp/jshbd2023/

中枢神経疾患患者さんのリハビリテーションで悩むことの1つに、高次脳機能障害があるかと思います。高次脳機能障害を学ぶことで、リハビリテーションを広い視野で考えることができるようになると思います。

日本義肢装具学会:2023年10月28−29日(岡山)

https://convention.jtbcom.co.jp/jspo39/

支援工学理学療法学会よりもリハ医の先生や義肢装具士さんなと多職種が参加される学会です。最新の技術を駆使した義肢装具の情報を入手することができるので、臨床現場でも活かせる知識を得ることができると思います。

医師メインの学会

運動器学会まとめでも記載しましたが、医師中心の学会は治療方法を中心にディスカッションされることが多いので、病態や治療選択などの理解が深まると思います。また、コメディカルは割安な参加費が設定されていることが多いのでお得です。ただ、似たような名前の学会が多いので、内容が重なるものもあるかと思います。

日本心血管脳卒中学会:2023年4月15日(東京)

https://n-practice.co.jp/CVSS2023/

心血管疾患と脳卒中は同じ血管病変で合併することが多いです。両者の最新知見を同時に学べる学会です。

日本脳腫瘍病理学会:2023年5月26−27日(東京)

http://btp41.umin.jp/

脳腫瘍の病態理解や治療方法などについて学べる学会です。公立病院など、脳腫瘍の治療を行なっている病院に勤務している療法士の方は、学びが多いかもしれません。

日本神経学会:2023年5月31日−6月3日(幕張)

https://www.neurology-jp.org/neuro2023/

神経系の解剖生理や疾患など、幅広く学べる学会です。通常プログラム以外にも教育コースなどコンテンツも複数あるので、ホームページを確認してみてください。

日本神経病理学会:2023年7月6−8日(神戸)

https://www.c-linkage.co.jp/jsnp64-jsn66/

神経系の病理について学べる学会です。疾患や治療方法の理解を深めるのに良いかもしれません。

日本神経科学学会:2023年8月1−4日(仙台)

https://neuroscience2023.jnss.org/

神経科学(ニューロサイエンス)について学べる学会です。中枢神経系について理解を深めたい方にはおすすめです。

日本神経免疫学会:2023年9月13−15日(東京)

http://jsn35.jp/

神経免疫疾患の病態や治療などについて学べる学会です。多発性硬化症やギランバレー症候群などの疾患が神経免疫疾患に分類されます。

日本ボツリヌス治療学会:2023年9月23−24日(愛知)

http://www.j-neurotoxin-therapy.jp/

ボツリヌス治療は痙縮の治療として増えてきており、ボツリヌス治療後の機能改善目的でリハビリテーションオーダーが出ることもあるかと思います。

日本脳神経外科学会:2023年10月25-27日(横浜)

http://jns2023.umin.jp/

脳神経外科領域の学会です。外科治療に関するディスカッションが主ですが、外科治療を学ぶことで術後のリハビリテーションに繋げられる内容もあるかと思います。

日本神経治療学会:2023年11月3-5日(東京)

https://www.c-linkage.co.jp/jsnt41/index.html

中枢神経系疾患の治療全般を扱っている学会です。他の類似学会と内容が重なるところはあるかと思いますが、神経疾患全般に治療について学ぶことができると思います。

おわりに

今回紹介した学会以外でも、ある特定領域に特化したマニアックな学会は複数開催予定なので、「学会カレンダー」で検索してみてください。

本記事の執筆・監修・編集者

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