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【処世術・世渡り】病院での人間関係の悩みを軽くする(上司・先輩編)

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人間関係, 上司, 先輩 |2022.02.13|最終更新:2022.02.13|MHAが執筆しています

 

上司や先輩とうまくやる方法って?

「上司や先輩に何を聞いたら良いかわからない」、「なかなか仲良くなれない」。そんな悩みを持たれていませんか?今回は、人間関係の悩みとして重要な、上司や先輩との関係づくりについて、解説します。

まずは心構え

そもそも、世の中から上司や先輩をなくすことはできるのでしょうか?

上司が嫌だからやめる、先輩がウザいからもう付き合いたくない。だから転職する、だから独立する、だから家に引きこもる。

そうやって上司や先輩という存在から逃げることはできるでしょうか。皆さんもご承知のように、答えはノーですね。

人間である以上、人と人との関わりを避けることはできません。このような記事を書いている私も、未熟であり若輩者です。数えきれない上司と先輩に囲まれています。だからこそ、「嫌いだから・苦手だから」という一時の感情で極端な行動を取らないようにすることが大切です。

 

上司や先輩の立場を考えてみる

次に考えることは、上司や先輩の立場を考えてみることです。相手を分析しましょう。

相手の立場、周りの人たちとの関係性、考え方、大切にしていること、スキルなどです。

ここで多くの場合、相手の立場だけを分析してしまいます。そうすると、「私だったらこうするのに!」といった苛立ちや、逆に「声をかけるのが恐れ多い」といった過度な遠慮に繋がります。

だからこそ、患者さんや利用者さんに対して行っている分析と同じことをやります
考え方なども含めてトータルで分析しますよね。専門家の皆さんが患者さんに対して、「私だったらこうするのに!」とか「恐れ多くて声をかけられない」などとは思わないですよね。むしろ、「その性格で、その環境だったら、そう思ってしまうのも無理はない。だから〇〇な声かけにしよう。」と思うはずです。それと同じことです。

 

上司や先輩も、一人の人間

私の経験で恐縮ですが、新人のころは10年目の先輩が雲の上のような存在でした。恐れ多い、恐い、だからこそ反発もしたくなる。

しかし自分が10年目になった時、「俺は雲の上の存在になった」とは1ミリも思いませんでした。
「こんなものか」くらいです。まだまだ悩みも多いし、自信だってない。でも上司として、先輩としてそんな姿を後輩には見せられない。そんな強がりをしていた時期もあります。

上司や先輩だって、一人の人間です。自分の事が一番大切だし、自分のことを認めてほしい。だからこそ、自分のことを認めてくれる人を好きになります。後輩よりも見えていることは多いけど、同じように人間関係や自分の人生に悩みを持っています。

 

だからこそ、立てる・頼る

いかがですか?上司や先輩が身近な存在になってきましたか?

そうです。患者さんだと思えば良いのです。

患者さんに、「なんで私の話をわかってくれないんですか!話しかけやすい空気出してくださいよ!」とは言わないですよね。
何が好きで、何が嫌いで、どのタイミングが良くて、自分との関係ならどの言葉が適切か、と考えてコミュニケーションを取っていると思います。それと同じです、

前段でも書いたように、上司だって人間です。認めてほしいのです。

頼ってほしいのです。

だから頼りましょう。認めましょう。

どんな人間にも必ず強みがあります。自分よりも全ての面で劣っている人などいません。その点を上司や先輩の中で見つけ、大いに頼ってください。

 

あまり心を優先させない(形だけでも良い)

じゃあゴマをすれば良いのか、おべっかを使えば良いのか、心にもない褒め言葉を言えば良いのか。

多くの場合、「伝わるからダメ」とされています。相手を心から愛しなさい、心から言えるように心を豊かにしなさい。

でもそれって、実は苦しいですよね。
だから私は、相手が喜んでくれるなら”
ちょっとぐらいおべっかを使って良い”と思っています。

相手が大切にしていること、悩んでいること、褒められたいこと。認めましょう。
私たちだって、「これはおべっかだな」とはわかりつつも、少しくらいなら嬉しいものです。むしろそうやって関係を作ろうとしてくれていることを快く思うものです。

 

大切なこと

今回は上司と先輩に歩み寄ろう、という内容でした。

しかしこれは、自分を殺してでも歩み寄りなさい、我慢しなさいということではありません。
自分自身が良い状態でなければ、相手の良さを見つけることはできません。だからまずは、あなた自身の気持ちを大切にしてください。

もし厳しければ、逃げるという選択肢もありです。

もし逃げたとしても、歩み寄るために分析したこと、歩み寄ろうと思ったマインド、そしてその挑戦という経験は残ります。
上司や先輩でないということは、ある意味自由です。ぜひ謳歌してください。

 

 

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