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アイデア, 管理, マネジメント |2022.02.07|最終更新:2022.02.14|MHAが執筆しています
アイデアを形にする。
「アイデアはあるけど形にできない」、「いつも声かけで終わっている」。そんな悩みを持たれていませんか?自分のアイデアが形になり、景色が変わることはこの上ない喜びです。一度味わったら病みつきになります。今回はアイデアを形にするために重要な点を解説します。
✅ アイデアは組織運営において不可欠 ✅ アイデアを生み出すための条件がある ✅ アイデアを生み出す組織はあらゆる場面においても強い |
組織の魅力・品質を維持するために。
「アイデアが出てこない」、「同じ業務をやり続けている」。そんな悩みを持たれていませんか?組織を活性化し続けなければ、その組織は魅力を失います。魅力を失うだけなら何も問題はありませんが、サービスの品質が落ちたり、求人が減ったりと、必ず形になって出てきます。組織を活性化し、アイデア溢れる職場を作るヒントをお伝えします。
決めつけない
まずは固定観念を外します。前提を疑う、当たり前を疑う、ということです。特に熟練すればするほど、経験すればするほど、知らず知らずと固定観念に縛られてしまいます。会議の場などで、前提や当たり前になっていることを挙げてみましょう。
また、喧騒から距離を置くこともおすすめです。日々の状況から離れることで、頭の中の制約が外れやすくなります。いつもとは違う場所でアイデア出しをすると、いつもとは違うアイデアが生まれます。
必要を生み出す
次に、何が求められているのかを明らかにします。「何のため」「誰のため」と問うことで、必要が生まれます。
内気なタイプを後押しする
メンバーのマネジメントで重要なことは、声が小さい人もアイデアを持っていることです。特に内気なタイプはこれまでも発言していません。だからまだ見ぬアイデアを持っている可能性があります。何を言っても大丈夫という心理的に安全な状態を作り、発言を促していきましょう。
励ます、あら探しをしない
先ほどの心理的な安全性に近いです。アイデアを出す段階では、間違いはありません。どんな内容でも歓迎です。そのためアイデアを出してくれたこと、考えてくれたことを労い、励まします。この時、そのアイデアの重箱のすみを突くようなマネはやめましょう。質を求める前に、数が大切です。
「楽しむこと」を義務づける
「楽しむ」と「義務」という、一見相反する言葉を出しました。みなさんもご経験があるように、楽しい時にアイデアが出てきます。この義務の矛先は、アイデアを潰してしまう人に対してです。「それ、いいね!」「それもあり!」「じゃあこんなのは?」といった言葉を使って楽しむことが大切です。
グループによる問題解決を促す
3人集まれば文殊の知恵、ということわざがあるように人が集まるとより良い知恵、つまりアイデアが生まれます。これはどういうことかというと、アイデアが次のアイデアに繋がっていくということです。単発のアイデアがいくつもあるのではなく、アイデア同士が重なったり掛け算されたりしながら、成熟していくことです。そのため一人のすごい人ではなく、数人のグループで楽しみながらアイデアを出し合うことが重要です。
職場を作るのは自分自身
いかがでしたか?アイデアは工夫次第で出てきます。一人に頼るよりも、グループでアイデアを出し合い、より良いアイデアを作っていく。そこからチームワークが生まれ、活気ある職場へと向かっていきます。そんな職場で働きたいですよね?だからこそ、自分たちで作っていきましょう!
参考文献
- https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E6%96%B9-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9-W-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/4484881047/ref=sr_1_1?crid=2ADANXW9HQQZX&keywords=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9&qid=1668663431&qu=eyJxc2MiOiIxLjUwIiwicXNhIjoiMC42NSIsInFzcCI6IjAuODAifQ%3D%3D&sprefix=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%2Caps%2C325&sr=8-1
- Acar, O. A et al: Creativity and Innovation Under Constraints: A Cross-Disciplinary Integrative Review. Journal of Management. 45. 96-121. 2019
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ある企業にとっての現在の強みは、裏を返せば、そこがダメになると全体の業績に悪影響が出るポイントです。
時間軸を長くすると、現在の勝因がそのまま将来のリスク要因となり得るので、先行投資型の儲からない部分にも経営資源の一部を割く。
— 梅木駿太|Re-FREE 代表 (@shunta_umeki) October 3, 2022
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