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リハ栄養概論①-心と体を作る?リハビリにも栄養が必要な理由3選-

栄養, 代謝, 精神心理|2022.9.9|最終更新:2022.9.9|理学療法士が監修・執筆しています

リハビリテーションに栄養が必要な理由3選

リハビリテーションを必要としている方の中には、栄養障害を有している方が少なくありません。
今回は導入部分として、栄養の知識がなぜ必要なのかについての概要を記載いたします。

本記事でわかること

✅ 栄養は身体を動かすために必要なもの。

✅ 栄養は身体を形作るために必要なもの。

✅ 栄養は心を豊かにするために必要なもの。

栄養はエネルギーの供給に必要

栄養の最も重要な役割は、生命の維持身体の成長に必要なエネルギーを得ることです。
人類は植物の光合成のように、自らの体内で自ら必要なエネルギーを生成することはできません。
そのため、体外から必要なエネルギーを体内に取り込む必要があります。


エネルギーが不足すると、体内の組織を分解してエネルギーを得ようとするため、体重が減少し、体外からのストレス(感染症など)に弱くなってしまいます。

栄養は代謝を調節するために必要

エネルギーやたんぱく質を摂取するだけでは、人間の体は動くことができません。
栄養素の中には代謝を促進する役割がある栄養素があり、それを過不足なく摂取する必要があります。

主な栄養素はビタミンミネラルと呼ばれる栄養素群です。
これらはバランスの良い食事をしていれば過不足はほとんど生じることはありませんが、食嗜好が偏っていたり、嚥下や口腔の問題で食べられる物が制限された場合などで生じる可能性があります。

過不足による症状は、初期では気付きにくいものが少なくないので、普段の食事内容を定期的に見直すことが大切です。

栄養は人の成長に必要

栄養を摂取することは、身体を構成する成分を体外から取り入れる役割もあります。
エネルギーと同様に、身体を構成する成分も体内で充足させることはできません。

代表的な栄養素はたんぱく質ですが、たんぱく質の摂取量が少なくなると主に筋肉が減少し、サルコペニア状態となります。
サルコペニアは感染症に罹りやすくなったり、死亡リスクを高めたりする要因になります。

また、子供の場合には、たんぱく質が不足すると筋肉や内蔵の成長が妨げられるだけでなく、神経機能の発育にも影響し、学習能力の向上が妨げられる可能性もあります。

そのため、栄養素をバランス良く、過不足なく摂取する必要があります。

栄養は心を豊かにするために必要

皆さんは、美味しい料理を口にしたとき、どんな感情を抱くでしょうか。
多くの方は「幸福感」を感じるのではないでしょうか。

また、独りで食事をする時と比べて、誰か親しい人と食事をする時にはどのような感情を抱くでしょうか。
恐らく、「楽しい」という感情を抱く方が多いのではないでしょうか。
幸福感や楽しいという感情は、生活の質(QOL)を向上させるのに必要な要素です。

このように、食事は栄養を補給するという目的以外にも、幸福感や楽しさなど精神心理的にポジティブな効果を与え、心の豊かさをもたらしてくれるものでもあるのです。

次回からは各栄養素の解説です

今回は、大まかに栄養が持つ基本的な役割について書きました。
それぞれの栄養素などの詳細については、今後の記事で紹介していきます。

次回もご覧いただけますと幸いです。

 

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参考文献

「日本人の食事摂取基準」(2020年版), 厚生労働省.
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html