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ロゴに込めた想い【代表コラム】

みなさん、こんにちは。
リハオンデマンド代表の幸和貴です。

今回はリハオンデマンドのロゴに込めた想いについて書いてみたいと思います。

 

リハオンデマンドは、2019年6月29日からサービスを開始していますが、準備は2018年から行っていました。ロゴはコンセプトやサービスの特徴、信頼感などを印象づける重要なシンボルとなるため、熟考に熟考を重ねて作成しました。

リハオンデマンドという名称について

そもそも “リハオンデマンド” というサービス名に込めた想いとしては、以下の3つです。

  1. 当初オンデマンド動画を中心としたサービスであった。
  2. 会員の皆様のデマンド(ご要望)に応えるサービスでありたい。
  3. 患者さんのデマンドに応えるリハビリテーションを提供できるようになっていただきたい。

リハビリテーション医療はQOL(Quality of Life)の医療であると言われます。患者さんのQOLとは、その人らしさの追求であり、その人らしさの追求とは、以下にデマンドを受け止めることができるか、いかにデマンドに応えることができるかが一丁目一番地であると思っています。そのため、“オンデマンド” という名称を用いています。

デマンドに応えるとは

デマンドに応えるリハビリテーション医療という想いを強調するため、ロゴに “Reha on-demand” と大きく表記しています。

デマンドに応えるリハビリテーションを提供するためには、マインドセットも重要ですが、リハセラピストの知識・技術が伴う必要があります。知識・技術の水準が高いセラピストとはどういったセラピストなのでしょうか?様々な因子があると思いますが、一つの例として、一般的な予後よりも良好な経過を辿った場合、適切な関わりができた可能性があると言えるのではないでしょうか?(勿論、患者さん本人の取り組みが中心にありますが)

脳卒中の場合、最も精度の高い予後予測は “対数曲線予後予測法” であると言われます。(対数曲線予後予測法の詳細を勉強されたい方脳は卒中機能評価・予後予測マニュアル(Amazonリンク)がおすすめです)一般的に患者さんは経過とともに、ADL動作能力が向上していきますが、その回復経過は対数曲線(上記の写真にある曲線)に類似した回復を示すと言われます。この対数曲線の傾きを測ることで、未来のADL動作能力をある程度予測できる、という予後予測になります。

リハオンデマンドのロゴの左側には、2つのカーブがあります。これはどちらも患者さんの経過、予後をイメージしています。下の少し太い曲線は、現在私たちが担当している患者さんの経過上の細い曲線は、理想的な患者さんの経過を表現しています。リハオンデマンドを活用することにより、効率的な学習により、 “患者さんの経過が今より少しでも良好な経過となっていただきたい” という想いを込めています。より良い予後になる、良好な経過となることすべてがデマンドに応えることではありませんが、「歩けるようになりたい。」「ご飯が食べられるようになりたい」「家族と旅行に行きたい」など、患者さんのデマンドの多くは機能に関わることだと思います。機能以外の部分ももちろん重要ですが、ロゴに込めた想いとしては、ひとつのデマンドに応える形として、2つのカーブで予後について表現しています。私たちにできることをこれからも務めていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回はロゴに込めた想いリハオンデマンドという名称に込めた想いについて書いてみました。少しでも私たちの想いがお伝えできればと思います。ご質問などありましたら、お問い合わせTwitterのDMなどからお願いいたします。

リハオンデマンド代表 幸和貴